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泥憲和さんから学ぶ

泥憲和さんから学ぶ            2018.1.8 文責:加藤久雄

・どれほど自分と違った意見を持っていても、それはなぜそうなのかを理解しようと務め、その誤りを解きほぐす営みを続ければ、いつか理解しようとしてくれるかもしれません。(0819)
・智にはたらけば角が立つ。市民運動は理屈で世の中を圧し渡っていくだけでは駄目で、人情にも配慮しなくてはならないというのが、私の持論だ。(0821)
・これまでと同じことを続けていて道が開けるのか、深刻な反省が必要だなあと考えています。(0823)
・理屈を無視してよいとはいわないが、運動なんだから正しさの検証は実践の中でやっていくほかないだろう。
 未来の見える人はいないし、成功が保証されている方法論なんかどこにもないのだから。(0825)
・四分五裂はかまわない。いろんな潮流が自分で正しいと思う方法でやっていけばいいのだ。これを切磋琢磨という。他人のことをあれこれいうヒマに、自分のやりたいことをやれ。((0825)
・平和運動、民主運動と反ヘイト運動を結合して、たたかう必要があろうと私は考えております。(0827)
・憲法9条と安全保障論を矛盾なく整合させ、きっちりと防衛策を持ち、しかも自衛隊を侵略軍にしないという政策を護憲政党が打ち立てることなくして、改憲勢力に打ち勝つのは困難だ。(0828)
・体制側にしてやられてここまで押し込まれた私たちが、どうして若者にえらそうに説教できるのだ。
(0831)
・反安保運動はカンパニア運動(広く世に訴えて一般大衆を動員する大衆運動)ではない。お気に入りのスローガンを叫んで胸をすっとさせていればよい運動ではない。主権国家の権力行使の在り方を問う運動だ。
  (0831)
・運動はプロモーションだ。受容されない訴えは力を持たない。理念として正しく、かつプロモーションとして成功させるやり方が、もっともよい方法なのだ。(0832)
・共産党はいまやその他大勢の野党ではありません。国民の未来がその両肩にかかっているのです。自分の信念を語っていればよしという存在ではもはやないことに、支持者は真剣に向き合ってほしい。(0833)
・声を上げれば変わります。声を届けなきゃ変わりません。(0834)
・マーケティング視点で市民運動を考える。市民運動にはマーケティングの感覚が必要だと思う。(0837)
・街宣を聞いて思ったこと。国民の関心事に応える工夫が必要だと思います。関心事を知るには「Yahoo!ニュース」が最適です。(0838)
・芸能ニュースを話のまくらにしては? 政治ネタだけだと耳を通り過ぎてしまうところ、芸能ネタを振ることで耳をそばだててもらえるなら結構なことじゃないですか。(0840)
・よいことを語っていても、聞いてもらえなければ何にもなりません。耳を傾けてもらうための工夫はきりがないと思います。(0840)
・チャレンジすることで、チェンジのチャンスが生まれるのはないでしょうか? これを3C作戦といいます。
 (0840)
・「こういう状態が長きにわたって続いているのに、同じことばかり叫んでいてどうするのか、どうして自分の意見が浸透していかないのか、振り返らないのはなぜなんだ」
「正しさに安住して、相手にもそれなりの言い分があることに気づいていないからではないか、一方通行だと気づいていないのではないか」
「それは敵ばかりに目を向けて、足元に目が行っていないからではないのか」(0841)
・異なる意見に耳を澄ませ、なぜそうした考えになるのかをじっくり聞きながら分析し、そして相手の胸に届く言葉を編み出すしかないでしょう。(0842)
・左翼運動というのは、権力獲得運動のはずでしょうが。だったらもっと戦略的に発言しろよ。(0845)
・自分は左翼運動の再考を願うだけにあえて言います。ほんと、こんなスタイルから抜け出さないと、左翼に明日はないよ。(0845)
・私たちの目標は勝つことです。勝つための批判をしませんか。粗さがしではなく建設的提案をしませんか。
  (0849)

*『泥憲和全集 「行動する思想」の記録』(かもがわ出版)第9章「市民運動論」から抜粋。
   (  )内はページ番号。
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講演会報告集

講演会報告集「前川喜平さん大いに語る」について   2018.2.16  by加藤久雄

1 表題の報告集は、「日本の教育はどこへ行く?」の演題での前川喜平さんの講演録がP2~P18まで、「質問と回答」がP18~20まで、参加者の感想がP21~P27まで納められています。

2 参加者の感想は計86名、10代0名、20代1名、30代0名、40代1名、50代4名、60代33名、70代35名、80代6名です。
神戸でも岐阜と同じように若者の参加が課題のようです。

3 開催から1ヶ月も経たないで、このような報告集を2500部も発行する力量には敬服するばかりです。講演の要約には、赤字で小見出しがついています。読みやすくまとめられています。これだけことが出来るのは、プロ級の技です。こういう力量を持った方が事務局にいるのは、うらやましい限りです。岐阜でも、こういう人を育てていきたいものです。

4 主催は、「前川喜平さん講演会」実行委員会(11団体)で、3つの団体が協賛しています。
   私は、2017年4月に「岐阜県での「大きな共同」について 」という文書をしたためました。その中で、「それぞれの団体・個人がバラバラにやっているのでなく、岐阜県でももっと主催・共催・協賛・協力・賛同などを意識的に追求し、横のつながりを強めていくこと」を提起しています。
   注目してほしいのは、兵庫県ではそれが出来ていることです。私の手元には、「NHK問題を考える会(兵庫)」ニュース№33(2015年5月)からの10冊の報告集があります。2015年8月の「憲法9条は世界の宝だ」集会(講演:宝田明さん、参加者数700人)は、県下106団体が協賛しています。
   岐阜でも、もっと協力・共同してやれる状況を一日も早く創り出していきたい。「前川喜平さん講演会 in ぎふ」が、そのための大きな一歩になることを願ってもいます。
   
5 小学校教師の現職の時は、私も全教(岐阜教組)の一員でしたので、気になる感想がありました
(P22)。紹介します。
   ・今日のお話しのようなお考えで38年間も文科省のトップに近い要職で仕事をされてきたことに驚いています。信じられない     です。
   ・私も38年間小学校の現場で働いてきましたが、学習指導要領に縛られ、変わるたびに大変な思いをしました。
   ・現場の教師にこの話を聞いてほしかったです。年配の人の参加が多いのですが、若い人に聞いてほしいです。全教の組合    が実行委員会に入っていないのが気になります。  70代
兵庫の講演会でも、おそらく現場の教師の参加が少なかったのではないかと思われます。岐阜でも
 そうです。中には、職場の全員にちらしを配布してくれた中学校教師、すぐ申し込んでくれた教師も
いますが、まだ、ごく少数です。
教育の危機を突破するには、教師こそもっと学校の外へ出て、様々な市民とつながり自分自身を豊
かにしていくことが何よりも大事だと、私は思っています。
「忙しくて・・・」は言い訳です。
 沖縄の伊江島(反戦平和資料館)の謝花悦子さんに言われた言葉が、私の胸に突き刺さっています。
「忙しいから出来ないとか、本を読めないなどという人は、それでもう安倍政治を許すことに力を貸してしまっているのです」。


   

「市民と野党の共闘」、識者の見解

今後の野党共闘についての識者の見解(2017年8月) 
     2017.8.23                 文責:「ぎふ市民連合」加藤久雄

高山 進(三重大学名誉教授、「市民連合みえ」呼びかけ人)
 ・地域の独創性と、思いついたらすぐ取り組む機動力を持って、自分の言葉で発信して下さい。

東京都議選目黒区関係者の発言
 ・安倍政権の国民軽視、憲法破壊の状況をしっかり説明すれば、まじめな保守層も引きつけられる。
 ・共闘を進めるなかで時間をかけて人間関係を築き、共通政策をつくることが大切。民主主義は不断
の努力を必要とする。

佐々木寛新潟国際情報大学教授(「市民連合@新潟」共同代表)
 ・安倍政権に変わる「もう一つの選択肢」があることを急いで示し、それをベースとした政権合意を
有権者に示す。新しい受け皿になる政治権力をつくるという、難しいが避けられない課題がある。
 ・政策論として、安保外交では、「憲法問題や沖縄基地問題、安保法制や自衛隊、日米同盟の問題が入
ってくる」。
 ・エネルギー・経済政策では、「原発問題や財政、金融、社会保障が重要だ」。
 ・原発から再生可能エネルギーへの転換は、「若者をはじめ日本社会全体の人間的エネルギーを大きく
引き出す」。
 ・政策論議も含め「日本で変化が起こるとすれば地方からだ」。2014年の沖縄知事選挙、昨年の参
院選1人区の東北を中心とする11選挙区、新潟知事選挙の勝利など、「こうした地方の胎動に耳を
澄ませられるか、そこがポイントだ」。
 ・連合政治は大きな可能性だ。世界観や安全保障政策を異にする政党が選挙協力し政権をつくること
はヨーロッパでは豊かな経験がある。そもそも、日米同盟そのものが根本的に再検討されるべき時
に、それを大前提にしたまま、数の論理だけで小さくまとまればいいというのは違う。
 ・日本の針路と安倍政治に対するオルタナティブ(代替案)を再検討するときに、近視眼的な政局の
論理だけで、保守新党だ、二大政党だといっても先の展望は出てこない。安部自民党への対立を立
てるなら、地方・地域の草の根に根差していなければ保守層に対しても力にならない。都民ファー
ストへの支持は“安倍ではない、何か新しいもの”という雰囲気以上のものではなく、新潟はじめ
地方には何の関係もない。市民と野党の共闘の流れは揺るがない。
 ・無力感から脱して普通の生活者でも政治や選挙に参加することで、大きな変化を社会にもたらすこ
とができると学んだ。
 ・説明責任が果たせず、いま、政府の正当性そのものが揺らいでいる。いま急を要しているのは、本
当の野党、安倍政権に代わる政治を真剣に考える運動が日本中に広がっている中で新しい政治を示
すことだ。
 ・衆院選に向けて大事なのは、候補者がどういう政策を旗印にするのかということ、そこに市民がど
うコミット(参加・関与)していくかということだ。


内田 樹(哲学者、安全保障関連法に反対する学者の会・呼びかけ人)
 ・具体的政策パッケージづくりは政党の仕事。
 ・一番大事なことは日本がこれからどうなるのか。安倍政権のやり方では、5年、10年後の日本は
壊滅的になる。そうならないための選択肢を、どのぐらいリアルに描けるかだ。 
 ・「アメリカに協力する「戦争する国」づくりと、巨大グローバル企業が独り勝ちで総取りし、“敗者
は自己責任”という荒廃した新自由主義をストップする。国民的資源を公平に使い、誰一人取り残
さない」という方向性を示すことが重要だ。
 ・地方の選挙は、中央とは違い単純な“風”では決まらない。日常の活動の積み重ね、組織と人物本
位の信頼関係を基礎に手作りの取り組みがある。これから本当の激動期に入っていく。“空気”でも
ってきた安倍政権のもろさが鮮明になりつつあるいま、手間はかかるが、個人を基礎とする信頼関
係で結ばれていくグラスルーツ(草の根)の市民のネットワークは風雪に耐え残っていく。
 ・エネルギー、食料・農業、年金、医療、教育など、地方は長期に持続可能な政策を切迫感をもって
求めている。首都圏一極集中、オリンピックやカジノなどの大型開発で、巨大企業だけが利益を得
るような危うい政治に国運をかけることなどできない。
 ・政策論議の発展に向け、政党の対話力、人間的な魅力も発揮されることが重要。多面的な信頼関係
構築を。
 ・全て共通しなければ政権運営できないというのは株式会社の発想で、多様性をコントロールするの
は難しいからやりたくないというだけのこと。
 ・これから激動の時代に入っていく認識が本当にあるなら、必ずしも長期の見通しや価値観で一致で
きるわけでなくとも、当面の一致点で協力して課題を解決しながら、一歩ずつ進む覚悟が求められ
る。激動する現実に対し、協力して最適解を出す、その適応能力、対話能力、想像力、構想力こそ
追求するべき課題だ。

孫崎 享(元外務省国際情報局長)
 ・共産党と民進党が、共通の政策合意なしに連立政権をつくるのは難しいだろうが、合意された政策
協定の範囲であれば、政権をつくるのは可能だ。
 ・安保法制廃止、原発再稼働反対、貧困と格差への対策、安倍改憲反対などで政策合意すれば、いず
れも国民の過半数が望むものであり、支持を背景に受け皿になる。受け皿は政策そのものだ。この
野党連合構想は、支配の側への大きな脅威だ。それだけに妨害や圧力も厳しくなっている。

西谷 修(立教大学特任教授)
 ・安保法制に反対する運動以降、各地域で市民連合など安倍政権に対抗する運動が継続的に続いてい
ます。一人ひとりがそれぞれの地域に根付き、そこでの暮らしについて、経済について考えること
がポリティクス(政治問題)の基本だと思います。憲法の問題も地域に即したポリティクスのため
のたたかいをベースにする必要があるでしょう。

渡辺 治(一橋大名誉教授、憲法学)
 ・安倍改憲を阻むには、戦争法反対の時を上回る、かつてなく広い共同をつくること以外にありませ
ん。安倍政治を替えるためにも、安倍改憲に反対する共同の経験を経るなかで、共同をもっと豊か
な、強いものに成長させるしかありません。
 ・安倍首相は、来年の通常国会での改憲発議に全力をあげてきます。安倍改憲を阻むには、何よりま
ず国会内外で「改憲許すな」の声を上げ、通常国会での改憲発議をさせないことです。発議を阻止
すれば、安倍首相を総辞職か、いちかばちかの解散・総選挙に追い込むことができます。改憲発議
を阻止し安倍政権を倒すー。安倍改憲の息の根を止める道はここにあると思います。

金子 修(弁護士、「市民連合@新潟」共同代表)
 ・共産党や自由党、社民党など、それぞれの党を熱心に応援している人たちがいる。自分の支持政党
と違ったとしても、市民と野党の統一候補を“私たちの政治家”として押し上げるために結束し、
朝からビラまきをするなど、一生懸命頑張れることが大切だ。それが、“本気の共闘”ではないか。
 ・お互いが力を出せるようになるためには、統一候補が掲げる「共通政策」の実現という目標が重要
だ。
 ・衆院選なので当然、野党が政権をめざすことになる。野党による政権構想が必要だ。

五十嵐 仁(法政大学名誉教授)
 ・これまで4野党は、野党だからということではなく、アベ政治を許さず暴走をストップするという
大きな目標があり、この点で一致できるから共闘してきました。
・このような共闘によって保守票が逃げることもなく、無党派層を引きつけることができるというこ
とは実証済みです。
・その効果を高めるためには、共闘のレベルを上げ、本気になって力を合わせなければなりません。
・安倍政権を打倒するという大目標を実現するためには、これまで以上に政策的な一致点の水準を高
め、幅を広げることが重要です。必要なのは、こうすれば勝てるという陣立てを実現することです。
そうすれば、諦めていた人々への展望を示し、政治や投票への参加を促せるにちがいありません。

その他の識者の見解
 ・地方では野党共闘が力をもっている。東北や新潟での昨年の成功体験は大きい。国政では、日米同
盟などで立場の違いばかり強調されるが、生活、農業、経済、原発など地方の現場の身近な課題は、
野党で(方向性は)一緒であり、共闘に困難はない。 (藤田博史:新潟現職県議、元民主党)
 ・(衆院選での野党の共闘が不可欠だ)野党で違いはあっても、一致できる政策を重視して打ち出して
いけばいい。政策などすべてが一緒なら組織も一緒になってしまう。 (近藤貞夫:元民主党県議)
 ・本当に原発をなくすためには、立地自治体の声にも耳を傾け、それを受け止めて経済・雇用をどう
するのかという対案も必要だと思う。本当に勝つためには(安倍政権に替わる)「受け皿」をもっと
広くしないと行けない。             (磯貝潤子:「市民連合@新潟」共同代表)
 ・今後、市民が力をつける必要がある。民意とかみ合った政策を市民が自ら提起して政治家に問いか
けるなど、市民の存在をいっそう大きくしていきたい。
                        (馬場秀幸:弁護士、「市民連合・上越」共同代表)

安倍自民党の危機が深まるもと、草の根運動の発展を土台に、政策・政権論での前進をふくめ、野党
と市民の共闘の取り組みが全国で強められています。

「郡上市民連合」(仮称)立ち上げ準備会での話し合いより

「郡上市民連合」(仮称)立ち上げ準備会(12月17日)での話し合いより
       2016年12月20日                  文責:加藤久雄
「郡上市民連合」立ち上げ準備会の話し合いで、加藤が大事だと思ったことを、加藤個人の考えも交えて報告します。

1、どこに住んでいても光のあたる政治を!
   「郡上のような地方であれ、東京のような都市であれ、どこに住んでいても光のあたる政治にし
ていきたい」との発言を聞き、衆議院選のキャッチフレーズ、まとまったスローガン的な目標が頭
に浮かびました。
「あなたに光があたる政治を!」
―野党統一候補は、あなたに、地方に、弱い立場にいる人に光があたる政治を実現します一
  どうでしょうか? ご検討下さい。

2、足を運んで、「face to faceの対話活動」を! 政治を語れる風土を!
「最初は名刺を破られた。郡上のような保守の強いところでは、それでもあきらめずに、何度も足を運んでいます」との発言に強く共感しました。
  「集会・デモ、街頭宣伝、スタンディングアピールも大事だが、同じ人があちこちに行っているだけの金太郎飴の活動になっていて、訴えが無党派層・無関心層・保守層に届いていない。労を惜しまないface to faceの対話活動こそ大事です。「対話活動に重点を置いて、集会・デモ、スタンディングなどのキャンペーンも精力的行う」というスタンスへの活動の転換が求められているのではないでしょうか?

3、選挙は「市民連合」の目的を達成するための一つの(極めて)大きな手段
  「市民連合」の目的は、「安保法制の廃止と立憲主義の回復、個人の尊厳を擁護する政治の実現」です。「市民連合は選挙をやるためにある」という見方をする方もいますが、そうではありません。学習や集会・デモ・スタンディングなどの活動だけでは、目的を達成することはできません。「選挙に関わることは、目的達成のための一つの(極めて)大きな手段である」と「市民連合」は考えています。
   「市民が政治や選挙に参加し、参加型民主主義を実現する」
   「政治家を下から眺めるのでなく、政治家と同じ高さから政治を語る」
   「市民が政治家に言うことを聞かせる」 「市民の力で政治家を変える」
「市民の力で政治を変える」 「市民と野党の本気の共闘で政治を変える」
「政策づくり・候補者の調整にも市民が関わり、その過程をガラス張りにしていく」
「野党統一候補の勝利のために、勝手連的な活動を創り出していく」
「選挙対策本部に市民も加わる。必要があれば市民選対を立ち上げる」
  などなど、99%の一員としての市民ができることを、日本だけでなく世界の運動からも学び「創造的に追求していく」、それが「市民連合」です。

4、「市民連合」は個人参加が原則
  「市民連合」は原則として、一人ひとりが個人の資格で対等・平等に参加し、目的実現のために力
を合わせて取り組んでいきます。地域の運動・市民運動・労働運動などを背負う人も個人として参加
して、個人の責任のもとで発言し、行動していきます。議員も方も個人として参加できます。
  学校でも職場でも地域でも、日増しに「同調圧力」が強まる日本の社会の中で、SEALDsの若者のように「(孤独に)思考し判断し行動する」ことは容易ではありませんが、一人ひとりが「個人として声を上げ行動する」ことなしに、「戦争と暴力、自然と環境の破壊、格差と貧困」が拡大する世界を変え、「誰もが生まれてきて良かったと言える」「誰もが幸せに生きていくことができる」「誰もが個人として尊重される」世界にしていくことはできません。
  「日本の政治を変えれば、アジアも、世界も変えることができる」、それを創造的に実践するのが、
 「市民連合」です。

新潟の共闘から学ぶ

「新潟の共闘」から学ぶ  2016年12月        文責・下線部分:加藤久雄

 自由党県連代表(参院議員)森ゆう子さん、市民連合@新潟共同代表(新潟国際情報大学教授)佐々木寛さん、日本共産党新潟県委員長 樋渡士自夫さんの「てい談」を要約したものです。

森:(新潟知事選では)いろんな準備をする中で、さらに絆と信頼が深まり、お互いの得意分野を生かし
たことが勝利につながった。あそこまで一体感のある選挙ができることはめったにないです。
佐々木:それぞれやり方が違っても目標を共有できたのは大きかった。
  今まで光が当てられなかった地方や、組織から外れた無党派の市民が変化の担い手になっていくの
が見えてきました。
樋渡:社民党は連合や民進党とつながりがあって、共産党のできない役割を果たしていただいた。共産
党としては草の根でがんばらせていただきました。 
市民連合は、政党の枠を超え、共産党への偏見を乗り越えて活動してくれた。それぞれが得意分で
役割を果たしたことが勝利に結びついた。
森:共闘ができても参院選のときは、お互いのことはほとんど知らなくておっかなびっくりだったから、
  十二分に力が発揮されたとは思わなかった。
  でも、参院で勝利したことで、知事選では市民と野党の共闘が進化し、共闘するとはこういうこと
なんだなと、本当に実感しました。
お互いのいいところを発揮する、言葉は簡単だが、ここまでやるのかというくらい、いろんなこと
をやりましたよね。
佐々木:どう共闘をつくっていくかで、参院戦時に全野党と連合も入った連絡調整会議を設けたのが大
きかった。これは、緩い枠組みの連携の場で、全国に発信してもよいと思う。
だんだんと、政治を変えるために自らの体を動かす参加型民主主義に変わっていったことが大きな
一歩だった。
長年の自民党政治や民主党の政権交代後に期待をもてなくなった人たちが一気に無党派になったが、
その人たちをもう一度呼び戻したのが野党共闘だった。
森:候補者が決まるまで産みの苦しみをともに味わったこそ、絆が深まった。時には言い合うこともあ
ったけれど、仏の樋渡さんが抑えに回っていましたね。
森:争点と対決軸がすごく明確にたたかえたのも大きな特徴ですよね。参院選は安保法がメインで、原
発問題は気を遣っていました。でも知事選では原発再稼働という、より身近で分かりやすい話を最
大の争点にでき、さらにTPPも争点にすることができた。
佐々木:有権者が中央とのパイプのある人を選ぶのか、県民に寄り添う自分たちで政治をつくろうとい
う地方の知事を選ぶのか、とても明確だった。
森:ごくわずかの富める人、権力者、1%に満たない大金持ち、大企業、権力者のための政治なのか、
99%の普通の人のための政治なのか、これに全部集約できると思う。それをもっと具体的な政策
の対決軸にする必要があるけれど、今回の知事選では、それを分かりやすく訴えることができ、そ
れが県民の気持ちにフィットしたんだと思います。
樋渡:参院選の段階で、市民連合と野党が政策で合意したけれど、あれがあったから知事選では細部の
政策の話がやりやすかった。
佐々木:次の総選挙でもオール野党と市民の共闘に向けて努力しないといけない。特に政党の側は、さ
らに一歩も二歩も踏み出してもらいたいです。
森:基本政策が一致しない共産党とは共闘できないなどと、そんなことを言ってる場合じゃないんです
よ。
佐々木:今年から来年にかけ、ある種の大きな日本の方向性を決めるような決定が国民に迫られるかも
しれません。そのとき新潟のモデルは参考になるし、これを基盤に衆院選でもしっかりとやり抜く
ことでさらに展望が開けます。
樋渡:県知事選では立候補が遅れたけれど、これから市民連合と野党が急いでがんばりましょう。
森:評判の悪い小選挙区制ですけど、一瞬にして政権を変えることもできます。次の衆院選で本当にみ
んなが本気になって共闘できれば、政権交代も不可能じゃない。

新潟知事選報告会(12月18日、220人が参加)でのあいさつ
佐々木:市民と野党の共闘で、お互いが垣根を越えて手を携えたことが勝利につながった。
森:このまま安倍政権に任せたら大変なことになる。力を合わせれば必ず政治を変えられる。
小山芳元さん(社民党県連元代表):市民と野党が一体になれば政治を変えられることを示した。安倍暴走政権を変える原動力にしよう。
樋渡:知事選から大義の旗を大切さ、本気の野党共闘を学んだ。総選挙でも市民と野党の共闘を必ず成功させ、歴史に対する責任と勝利に全力を挙げる。
小林義昭さん(新社会党県本部委員長):私たちのような小さな党でも対等平等に活動でき、共闘の力が得票差に表れた。
中山均さん(緑の党新潟共同代表):知事選勝利は一人ひとりが一緒になって努力した結果。野党共闘で一生懸命がんばりたい。
米山知事:知事選の勝利は、大義があり、お互いをリスペクト(尊敬)しあった結果。この流れが全国に広がってほしい。私の主張が正論であり、県民が応援してくれているから、中央の圧力もあまり感じない。命と暮らしを守るよりよい県政を進めたい。

新潟知事選での様々な動き
◆子ども連れで気軽に入れる選挙事務所にしよう!
    ・子どもが遊べるスペースを設ける。
    ・連日、子ども連れのママが集まる。
    ・誰でも歓迎するという感じで入りやすかった。

◆民間企業の社長
    ・連日、スタンディング。
    ・1日1万歩、歩いてチラシを配布する。

◆「新潟に新しいリーダーを誕生させる会」共同代表
    ・参院選(野党と市民の共同で勝利)の基盤の上に、市民がさらに積極的にかかわって  
     勝利することができた。
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